2/7、8 雪下ろし模様

2015/02/10 2:24 に 大平宿管理 が投稿   [ 2015/02/10 2:26 に更新しました ]
2月7日、8日、大平宿の雪下ろしを行いました。

 市ノ瀬のゲート手前は積雪は無かったのですが、ゲートを越えて20メートルですでに10センチくらいの積雪。車で行けるところまで行き、その後徒歩にて大平宿を目指します。

 12月の冬支度よりも参加人数がおおく、かつ、荷物や服装についてのノウハウもたまったため、今回のほうがかなり楽でした。神奈川から5名、東京から1名、駒ヶ根市から1名、飯田市から2名の合計9名の参加をみました。一般参加のかたは大半が雪山登山経験者で、むしろ一番足がおそく迷惑をかけたのは、大平宿をのこす会の者でした。皆様ベテラン揃いで、まったく初心者の私が先頭を歩くのはいかがなものなのか、私は肉体労働はせずにぼやぼやしていたいのですが、どうして私が先頭なのかと思いながら前日に焼き肉と一緒に飲んだビールやら、三日前に嫌なことがあったために大量に飲んだ日本酒を後悔しました。しんどいんですよ!

 積雪は、写真をみていただければわかりますが、「ガードレールが完全に隠れる程度」、多分、腰くらいの積雪です。比較的しまった雪ですのでスノーシューで楽しく上れます。酒を前日に飲んでいなければ。



 そしてついた大平宿。街道よりも多くの雪が残っています。思わず息をのむ景色と「よくここまで建物が耐えてくれたな」という思いでした。参加者からは「よくがんばってくれてるよな」「すこしでも下ろしてあげたい」「かわいそう」と完全に擬人化して話している様がおもしろかったです。

(水道屋。建物にも入れない)

(下紙屋ははいれました)

 一般参加のみなさまの積極的なご協力をいただき、7軒のひさし部分の雪は下ろせました。大屋根は危険なのと、ひさし部分のほうがより緊急度合いが高いと判断してひさし部分の雪下ろしを実行しました。




 ただ以下の写真のように、完全に建物が沈下してしまい建具が変形しているところもありました。ガラスって結構割れないんだという思いもありますが春になったらみんなで修復作業をしたいと思います。また垂木の一部が積雪に耐えかねているところがあり、来年はすくなくとも冬じたくの時にきちんとつっかえ棒をいれなきゃと思いました。





 ということで、さーて暖かくなったら次は「屋根補修ワークショップ」だ。本職大工さんが陣頭指揮撮ってくれる予定です。みなさままた宜しくお願いします。

最後に、一般参加の方から頂いた夜景です。これが見れただけでも行って良かった。

登山。いつも失念しますが、大平峠の標高は1235メートル。
三十三観音のからすぐです。

絵に描いたような見事な倒木とそれを見てこまる登山者。












綺麗。綺麗だけではすまない現状もありますが、ひとまず綺麗。








紙屋。ここだけ構造がよわいところらしく、ここの雪下ろしを依頼される。

勝利。
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